紀伊國屋日記

紀伊國屋ホールのファンブログ

【ご挨拶】ブログを開設しました

はじめまして。私はインターネットの片隅で新宿は紀伊國屋書店内4階に存在する「本屋さんの中の劇場」紀伊國屋ホールのオタクをしている者です。

紀伊國屋ホールは1964年に開場した劇場で、キャパシティは427人。舞台観劇と聞いてまず思い浮かぶかもしれない帝国劇場や宝塚劇団の大劇場、劇団四季の専用劇場といったミュージカルをやるような大劇場と比べると小さめではあるものの(劇団四季の専用劇場である自由劇場はキャパ約500人と似たような規模ですが)パイプ椅子が並ぶいわゆる「小劇場」と呼ばれる劇場に比べると比較的大きく施設も立派な印象の劇場です。

ごくごく小規模な劇場からまず目指すのが下北沢にある本多劇場かこの紀伊國屋ホールかという点で小劇場の聖地とも言われており、とある歴史から「新劇の甲子園」とも言われていたそうです。

紀伊國屋ホールの魅力は沢山ありますが、まずひとつ挙げると前川國男により設計された特徴的な床のタイルを始めとした劇場の造りが美しく、劇場内には特徴的なオブジェも飾られており、何より本屋の中を抜けて突然に現れる劇場の入り口は「非日常への入り口」と等しいと言ってもいいワクワク感。観劇前から観客を楽しませてくれる点が素晴らしいです。まさに文化芸術の極至といったところでしょうか。流石にオタクの贔屓目でしょうか。

とはいえ、演劇以外にもトークショーやお笑いライブも開催され、「紀伊國屋寄席」と銘打ち落語も毎月催されています。様々な文化が入り混じる場所と言えるでしょう。

これを読んでいる皆さんにとって紀伊國屋ホールといえばどんな印象でしょうか。存在を知らなかった?あるいは行ったことはあるけど椅子が硬く腰が痛くなる劇場?見づらい劇場?

知らない方には紹介します!

そして(少なくとも今は)実はフカフカの椅子で千鳥格子状に配置された座席で演劇を楽しめる劇場です!

ただの「紀伊國屋のオタク」が、少しでも多くの方が紀伊國屋ホールで豊かな体験と出逢えますようにと願いを込めて。様々な情報をお届け出来たらなと考えております。

これからよろしくお願いします。お楽しみに!